平成30年春の叙勲 加陽敬眞氏 叙勲伝達式

平成30年7月5日

6月29日、総領事公邸において、平成30年春の叙勲で旭日単光章を授章した加陽敬眞氏の叙勲伝達式が開催されました。
 

式典には日本空手協会豪州支部会長ジム・ウッド氏、尚武館道場関係者、空手、柔道、合気道等の武道関係者、西豪州日本クラブ関係者や峰岸夏子ソプラノ歌手兼空手師範ら約70人が出席し、加陽氏の叙勲を祝いました。
 

平山総領事は加陽敬眞先生の長年にわたる西豪州における空手道の普及及び地域社会への貢献を讃えつつ祝辞を述べ、続いて勲記を読み上げ勲章を授与しました。ウッズ会長からも同じ空手家として誇らしく思うと祝辞が述べられました。
 

 加陽氏は、今回の叙勲は個人のみならず多くの協力者によるもの、東京五輪の正式種目となった空手道において高弟の一人が審判員を務める予定であり、弟子からもオリンピックに選手として出られるように日々精進して欲しい、日本の伝統武道が西豪州の新世代に受け継がれる事を希望するとの謝辞がありました。
 

その後、かつて加陽先生に指導を受け、現在メルボルンにて空手道場を運営しつつソプラノ歌手として活躍されている峰岸夏子女史による「さくらさくら」の独唱、続いて加陽先生が指導する尚武館道場の高弟12人による空手の演武が行われ、出席者は空手の迫力を堪能しました。