AJBC(WA)との共催によるジョンストン西豪州鉱山・石油・エネルギー・水素・産業開発大臣講演会の開催
令和5年9月5日




8月31日、総領事公邸において、AJBC(WA)との共催により、ジョンストン西豪州鉱山・石油・エネルギー・水素・産業開発大臣による、天然ガス、脱炭素化とCCS(二酸化炭素回収・貯留技術)、未来への投資をテーマとした講演会を開催し、メグ・オニール・ウッドサイドCEOなど西豪州と日本の企業関係者58人が参加し、意見交換が行われました。
内藤総領事より、冒頭挨拶の中で、以下のとおり述べました。
今週、パースを訪問したアルバニージー首相が「何十年も積み上げられてきたエネルギー供給者としての国際的信頼と評価を守らねばならない」と発言されました。ジョンストン大臣及び西豪州政府による連邦政府関係者に対する様々な場面での働きかけに感謝しています。脱炭素化に向け、日本政府はエネルギー転換を進める様々な措置と支援策を講じています。CCSなど日本企業の当地での活発な取り組みに対する西豪州政府及び豪州政府の支援と、安定した投資環境の継続した提供をお願いします。また、10月にメルボルンで開催される日豪経済委員会合同会議において日豪ビジネスの未来に向けた課題についても協議されることからも、今回のジョンストン大臣の講演が、時宜を得た有益な機会となることを期待しています(挨拶文(英語)はこちらから)。
ジョンストン大臣は講演の中で概要次のとおり述べました。
西豪州には、日本との資源エネルギー開発をめぐる長年のパートナーシップが強く息づいており、世界に西豪州以上に親日な土地があることを私は知りません。本年3月に訪日した際に日本側から、長期にわたる西豪州からのLNG供給につき要請がありました。LNGを必要とする日本の事情はよく理解でき、西豪州は日本に対する安定した天然ガスの供給者として、新規ガス田開発を含め、長く天然ガスを供給し続けてゆきます。過日、東京ガスとカーティン大学のマイクロバブルCCS技術について説明を受け、素晴らしい技術であると認識しました。CCS開発事業について包括的に右を支援する法的枠組みを準備しています。また、重要鉱物に関するパートナーシップに基づき、JOGMECなど日本からの投資や協力により、レアアース鉱山開発での進展があり、水素分野でも、サプライチェーン構築を見越して、姫路港とピルバラ港との協力協定が締結されております。日本と西豪州の協力関係がさらに強化され、このような新たな取り組みが進んでいくことを期待しています。
ジョンストン大臣と参加企業との対話では、ウォルシュ元リオティントCEOがモデレーターを務め、エネルギー転換へ向けたLNGの役割やCCSの重要性、労働者不足に関する対策などについて活発な議論が行われました。その後、参加者による交流の場が設けられ、ネットワーク構築や情報交換が行われました。
内藤総領事より、冒頭挨拶の中で、以下のとおり述べました。
今週、パースを訪問したアルバニージー首相が「何十年も積み上げられてきたエネルギー供給者としての国際的信頼と評価を守らねばならない」と発言されました。ジョンストン大臣及び西豪州政府による連邦政府関係者に対する様々な場面での働きかけに感謝しています。脱炭素化に向け、日本政府はエネルギー転換を進める様々な措置と支援策を講じています。CCSなど日本企業の当地での活発な取り組みに対する西豪州政府及び豪州政府の支援と、安定した投資環境の継続した提供をお願いします。また、10月にメルボルンで開催される日豪経済委員会合同会議において日豪ビジネスの未来に向けた課題についても協議されることからも、今回のジョンストン大臣の講演が、時宜を得た有益な機会となることを期待しています(挨拶文(英語)はこちらから)。
ジョンストン大臣は講演の中で概要次のとおり述べました。
西豪州には、日本との資源エネルギー開発をめぐる長年のパートナーシップが強く息づいており、世界に西豪州以上に親日な土地があることを私は知りません。本年3月に訪日した際に日本側から、長期にわたる西豪州からのLNG供給につき要請がありました。LNGを必要とする日本の事情はよく理解でき、西豪州は日本に対する安定した天然ガスの供給者として、新規ガス田開発を含め、長く天然ガスを供給し続けてゆきます。過日、東京ガスとカーティン大学のマイクロバブルCCS技術について説明を受け、素晴らしい技術であると認識しました。CCS開発事業について包括的に右を支援する法的枠組みを準備しています。また、重要鉱物に関するパートナーシップに基づき、JOGMECなど日本からの投資や協力により、レアアース鉱山開発での進展があり、水素分野でも、サプライチェーン構築を見越して、姫路港とピルバラ港との協力協定が締結されております。日本と西豪州の協力関係がさらに強化され、このような新たな取り組みが進んでいくことを期待しています。
ジョンストン大臣と参加企業との対話では、ウォルシュ元リオティントCEOがモデレーターを務め、エネルギー転換へ向けたLNGの役割やCCSの重要性、労働者不足に関する対策などについて活発な議論が行われました。その後、参加者による交流の場が設けられ、ネットワーク構築や情報交換が行われました。