第10回パース日本祭りの開催
令和6年3月23日

3月23日、第10回パース日本祭りが最高裁判所広場で開催され、過去最高の約2万人が参加しました。Japan Festival Incの主催で、当館も祭り実行委員として加わり、本年はパース市・鹿児島市姉妹都市50周年をテーマとし、鹿児島市より3名のゲストパフォーマーを招待しました


内外のパフォーマー数は200名を越え、昨年を上回る約60店の出店(日豪友好団体を含む)が参加した他、日本留学生を中心とする100名以上のボランティアが観客を案内しました。


開会式で、内藤総領事より昨年のANAパース・成田直行便の再開により人的交流が拡大したことを指摘しつつ、パース市と鹿児島市の姉妹都市提携50周年に祝意を述べ(挨拶文はこちら)、ゼンピラス・パース市長、ムバラカイ西豪州議員(教育大臣代行)、スポンサーであるリオティント社、ウッドサイド社、ANA、西豪州日本人会、インペックス、Mitsui Iron Ore社の代表とともに日本と西豪州の友好増進を願って鏡割りを行いました。


ゲスト演奏家として出演した鹿児島市在住の瀬戸口留美子氏(篠笛)、平田理子氏(和太鼓)、界真子氏(民謡と三味線)による演奏と、地元太鼓グループとの共演は大きな好評を博し、盆踊りにも飛び入り参加の上、鹿児島市伝統民謡“おはら節”の太鼓や踊りを実演して鹿児島の良き伝統を伝えました。

この他、武道では剣道、弓道、少林寺拳法、居合道、杖道、合気道の実演が行われた他、メインステージでは、和太鼓、沖縄舞踊、詩吟、日本人学校や当地中高生による演舞、日本人コーラス、コスプレ、Jロック等が披露され、文化体験では、茶道、着物体験、盆栽、生け花(草月)、書道、巻き寿司の親子体験、手作りの子供用甚平やクラフト等の販売も行われ、当館も日本情報ブースにてCLAIRシドニー事務所や兵庫県香港経済交流事務所とともに日本に関する情報発信を行い、参加型のけん玉体験を実施しました(写真はこちら)。
昨年に続き、特設やぐらステージでは、当地定住者主導による盆踊りが大きな注目を集め、「パース音頭」をはじめ、鹿児島民謡の“おはら節”、阿波踊り等も新たに加えて、踊りに加わる日本とオーストラリアの参加者の輪が大きく広がり、提灯のあかりの下で日本の祭り特有の一体感が共有されました。
昨年に続き、特設やぐらステージでは、当地定住者主導による盆踊りが大きな注目を集め、「パース音頭」をはじめ、鹿児島民謡の“おはら節”、阿波踊り等も新たに加えて、踊りに加わる日本とオーストラリアの参加者の輪が大きく広がり、提灯のあかりの下で日本の祭り特有の一体感が共有されました。