砕氷船「しらせ」のフリーマントル寄港

令和6年3月24日
Wreath-Laying
2024年3月18~23日、砕氷船「しらせ」が第65次南極地域観測からの帰路、フリーマントルに寄港し、主に以下のイベントが行われました。しらせの出入港に際しては、当地在留邦人有志がフリーマントル港岸壁で日豪の国旗を振って、出迎え、見送りを行いました。しらせの寄港は、日本とオーストラリアの友情と交流、当地の在留邦人の団結のシンボルとなっており、航海の無事とフリーマントルへの再訪を祈念します。
 
(1)フリーマントル戦争記念碑への献花(3月19日)
齋藤しらせ艦長、天沼在豪大使館参事官兼防衛駐在官、バーレイ豪海軍スターリング基地司令、コネリー西豪州退役軍人協会(RSLWA)CEOにより、フリーマントル戦争記念碑への献花が行われ、戦没者への敬意を表し、我々の共通の理念に向かって前進する決意を新たにしました。
Onboard Reception
Onboard Reception
(2)艦上レセプション(3月19日)齋藤艦長、橋田第65次南極地域観測隊長、内藤総領事の共催により、教育大臣代理ムバラカイ州下院議員、マッガーワン前州首相、コート前駐日大使・州首相を含む日・西豪州の関係者が集まり、夕焼けと潮風の中でのレセプションが行われました。2016年のしらせによる豪州観測隊の救出劇に触れたムバラカイ議員のスピーチをはじめ、多くの出席者から、しらせは長年の交流を通じて日豪の友好・交流のシンボルとなっているとの声が聞かれました。
School Visit
School Visit
(3)パース日本人学校及びフリーマントル・カレッジに対する特別公開(3月20日)
パース日本人学校及びフリーマントル・カレッジの海洋学科の生徒に対する特別公開が行われました。生徒たちは船内の様々な箇所を見学し、活発な質問も出て、生徒たちの将来にとって大きな刺激となりました。フリーマントル市フィッツハーディン市長、アーチバルド同副市長も視察に参加しました。
Welcome Reception
(4)西豪州日本クラブ、西豪州日本人会、在パース日本総領事館による歓迎会(3月20日)総領事公邸にて歓迎会が行われ、しらせ乗員と当地在留邦人との交流の機会となりました。