金品目的の暴漢に注意!!(注意喚起)

在留邦人・邦人旅行者の皆様へ  

              

平成20年5月

在パース日本国総領事館

 


最近、在留邦人が、ビューフォート・ストリートを徒歩で移動中、すれ違った豪州人に金銭を要求され、これを断って殴打されたり、ベルモント・ショッピング・センターでいきなり首を絞められ、荷物を奪われそうになった事件(いずれも昼間)が相次いで発生しました。 

 従来は、夜道や人通りの少ない道を歩行中に被害を受けるケースが多かったのですが、最近は上記のとおり、何時でも何処でも起こりうるようになってきました。ノースブリッジ等の繁華街やパース駅周辺だけでなく、歩きなれた道や日中であっても、常に周囲への注意は怠らないようにする必要があります。 

 一般的に、パースは安全な街というイメージがありますが、犯罪発生率は日本の約12倍と高いので、決して気を抜かないことが大切です。

1. 移動する場合は、出来れば徒歩を避け、タクシー、バス、自家用車等車を使用する。

2. 徒歩で移動する場合は、一人歩きは極力避け複数で行動する。

3. 少しでも危険を感じたら、遠回りでも明るい人通りのある場所へ迂回する。

4. 金銭やタバコを要求されたら、断らずに要求に応える。

   ......等により、安全を確保するようにしましょう。

 (なお、不幸にもひったくりや金品目的の暴漢に襲われた場合、持ち物を遠くへ投げ出し、相手の注意が荷物に逸れた際に逃げ出す等により安全確保してください。荷物を渡さないよう過度に抵抗することは、暴行をより多く受けることになり危険です。)

 

以上